第28回日本頭頸部外科学会総会ならびに学術講演会

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ご挨拶

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会長ご挨拶

会長ご挨拶

第28回
日本頭頸部外科学会
総会ならびに学術講演会

会長 春名 眞一
獨協医科大学 耳鼻咽喉・頭頸部外科

第28回日本頭頸部外科学会総会・学術講演会を、獨協医科大学耳鼻咽喉・頭頸部外科教室で開催させていただくことを、大変、光栄に存じております。学会役員及び会員の皆様に、心より感謝申し上げます。
 会期は平成30年1月25日(木曜日)〜1月26日(金曜日)で、会場は宇都宮市の栃木総合文化センターで開催いたします。
 学会の企画は、まずルーチンの手術手技セミナー(ESS、耳下腺手術、鼓室形成術、頸部郭清術、喉頭乳頭腫、甲状腺手術)の基本とともに再手術を含めた内容としました。また、教育セミナーとして“嚥下手術”、“頭頸部領域の画像診断”“ロボット手術の近未来”とし、いずれも重要でかつ興味ある項目を列挙しました。
 3つのパネルデスカッションとして頭頸部領域での話題性のある“中咽頭がんを考える”、“鼻副鼻腔悪性腫瘍の内視鏡手術”と重要な合併症対策として“合併症を発生させない.寸止め術”を企画しました。それぞれ精鋭のスペシャリストから最新の情報を提供していただけると思います。
 シンポジウムは、耳鼻咽喉科医のシンポジストのみからなる“頭蓋底手術の最前線”とし、耳鼻咽喉科からみた手術術式を供覧していただけると思います。
 特別講演として、栃木県のシンボルである日光東照宮の宮司である稲葉久雄氏に「日光東照宮・四百年式年大祭からの新たな出発(予定)」をお願いいたしました。
 今回の目玉として、獨協医大解剖学教室と会場をランで結んで、耳と鼻副鼻腔の解剖ライブを2つ企画しました。山形大学の欠畑教授に耳内視鏡手術を、慈恵医大の朝香先生に経鼻頭蓋底手術の解剖をお願いしました。凍結カダバーですので非常にみずみずしい標本であり、実際の手術のごとく、解剖を堪能できると思います。
 例年の企画である学生・研修医セッションを企画し、会員懇親会で表彰したいと思います。6つの領域講習と感染、医療安全などの3つの共通講習、さらにランチョンセミナー、モーニングセミナー、スイートセミナーを用意しております。
 宇都宮は東京から新幹線で約50分と近距離でありますが、日光や那須といった一流の観光地にも接しております。日光東照宮は徳川家康没後400年回忌にあたり、式年大祭を開催しております。餃子は有名ですが、ジャズやカクテルは隠れた逸品です。是非、この機会に学会の合間に足を運ばれたらいかがでしょうか。
 教室員一同、会員の先生方に満足していただけるように鋭意準備してまいりますので、ぜひ、ご参加のほどよろしくお願いいたします。