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 ごあいさつ



第24回日本頭頸部外科学会
会長 森 望

 第24回日本頭頸部外科学会総会ならびに学術講演会を平成26年1月30日(木)31日(金)に高松市のサンポート高松にて開催させていただきます。頭頸部癌専門医制度が設けられ、益々発展している本学会を主催させていただくことに対して、本学会の理事長をはじめとする役員各位および会員の皆様に心より御礼申し上げます。
 最近のテクノロジーの発展を受けて、医療機器、医療技術の発展は目覚ましく、医療分野に3D 内視鏡やロボット手術など新しい手法が導入されてきています。耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域でもこれらの技術の導入が進められてきています。
 そこで、今回の本学会では「医工連携と頭頸部外科」をメインテーマとして取り上げました。シンポジウムTでは「PET に基づく頭頸部癌の個別化治療」について、シンポジウムIIでは「日常診療で使えるコンピュータ支援」について討論していただくことにしています。特別講演として大阪大学基礎工学研究科の石黒 浩教授に「人を知るためのロボット研究」、また鳥取大学腎泌尿器科学の武中 篤教授に「ロボット支援手術の現状と今後の展望」についてお話をいただきます。ロボット技術などのテクノロジーの発展により今後のわれわれの生活、医療が変わっていく状況をお考えいただきたいと思います。海外招聘講演としてDu¨sseldorf 大学耳鼻咽喉科のJoerg Schipper 教授にDownsized surgery at the lateral and frontal skull base の講演をいただきます。ドイツをはじめ欧州での頭蓋底外科の縮小手術についてご紹介いただけると思います。パネルディスカッションI「耳鼻咽喉科・頭頸部外科の鏡視下手術」では本学会の特徴である横断的な視点からの討論を期待しています。パネルディスカッションII「頭頸部癌専門医制度 ―今後の課題―」では頭頸部癌専門医制度が立ち上がってから数年経つ現状を踏まえ、今後の課題について議論を深めていただきたいと考えています。アドバンスト手術手技セミナーでは卓越した術者による手術手技をご披露いただき、教育セミナーでは若手医師向けにわかりやすく話をしていただく予定です。
 一般演題は321題もの興味深い演題を頂戴し、応募いただきました先生に心より御礼申し上げます。プログラム企画上、一般演題群と企画講演とを同時進行せざるを得ないことで参加者の先生方にご迷惑をお掛けいたしますが、ご容赦願います。
 時期的に雪と関係が深い本学会ですが、高松は例年、降雪はほとんどありませんのでご心配はないかと思います。香川県はうどんで有名ですが、他にも小豆島のオリーブで養殖したオリーブはまちなど、美味な食べ物が多くあります。また、屋島、金刀比羅、栗林公園などの名所旧跡、小豆島などがあり、この機会に訪れてはいかがでしょうか。学会期間中に有名店を回るうどんツアーも企画しております。本場のさぬきうどんを是非ご賞味ください。
 皆様のお越しをお待ちしております。